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診療案内

内科

食事・運動不足・喫煙・飲酒などの生活習慣と関連が深い病気を生活習慣病と言います。糖尿病・脳卒中・心臓病・脂質異常症・高血圧・肥満などです。これらの病気は慢性疾患であるため長く薬を飲まなければなりません。しかし生活習慣を改善することによって薬を減らしたり全くやめたりすることも不可能ではありません。当院ではこれらの病気について適切な診断・治療を行います。

感染症内科

感染症とは細菌・ウイルス・真菌(カビ)などが身体に感染して起きる病気です。発熱などの全身症状に加え患部の腫れや痛みが起きます。また病原体が入った臓器に特有の症状も現れます。例えば肺なら咳や痰、腸なら下痢という症状になります。要は熱が出る病気を臓器を問わず診療します。

  • 呼吸器感染症……かぜ症候群・扁桃炎・肺炎・肺結核・インフルエンザ
  • 頭頸部感染症……急性中耳炎・急性副鼻腔炎
  • 中枢神経感染症……髄膜炎・脳炎
  • 尿路感染症……急性膀胱炎・急性腎盂腎炎
  • 腹部感染症……急性下痢症・腹膜炎
  • 皮膚・軟部組織感染症……おでき・蜂窩織炎
  • 骨・関節感染症……骨髄炎・化膿性関節炎

感染症の診療では病原体を突き止めることが重要です。病原体が分かれば適切な薬を選ぶことができ、副作用の危険を少なくしたり、薬の効きにくい病原体の出現を食い止めたりすることができます。例えばかぜはウイルス感染症ですが、ウイルスは抗菌薬が効かない病原体なので投与せず、症状を抑える対症療法をしっかり行います。一方で肺炎や急性膀胱炎は細菌が原因のことが多く、原因菌に有効な抗菌薬を速やかに投与する必要があります。
当院では痰や尿を顕微鏡で調べたり、インフルエンザウイルス・アデノウイルス・ノロウイルス・ロタウイルス・溶連菌・肺炎球菌・レジオネラ属菌などについては迅速検査を行って、正確な診断・治療を心がけています。

呼吸器内科

気管支喘息は肺の中の気管支が細くなって呼吸困難の発作が起きる病気です。呼吸機能検査やピークフロー測定を行い、吸入ステロイド薬を中心とした治療を行います。また最近咳喘息という病気が注目されています。咳が長引く方はご相談下さい。

慢性閉塞性肺疾患(COPD)は喫煙によって起きる病気で、以前は慢性気管支炎・肺気腫と呼ばれていました。体を動かすと息が切れる症状が出ます。呼吸機能検査を行って正確な診断をし、吸入薬を中心とした治療を行います。

肺線維症は間質性肺炎とも言い、肺が硬くなって縮む病気です。咳や呼吸困難が起こります。原因は不明のことが多く、一部は膠原病になどに伴って発症します。胸部レントゲンや呼吸機能検査で異常を指摘されたことのある方はご相談下さい。

肺癌は肺の悪性腫瘍で大変難しい病気です。近隣の病院で肺癌の治療中の方については、主治医と連携して診療します。一部の抗癌剤の処方や、抗癌剤による吐き気の治療、抗癌剤による血球減少の対応が可能です。

在宅酸素療法は慢性閉塞性肺疾患(COPD)・間質性肺炎・肺結核後遺症などが原因となり呼吸機能が低下した方のための治療法です。ご家庭に酸素濃縮器を設置して酸素を吸入します。原則として身体障害者の認定が必要です。当院では身体障害者手帳の交付に必要な身体障害者診断書・意見書を発行することができます。

アレルギー科

アレルギー性鼻炎・アレルギー性結膜炎(花粉症)を中心に診療します。鼻水はありふれた症状で、アレルギー性鼻炎の他にかぜ症候群や急性副鼻腔炎などでも現れます。しかし治療はそれぞれ異なるので、当院では鼻水を顕微鏡で調べて正確な診断を行います。
また気管支喘息の一部やアトピー性皮膚炎もアレルギー疾患です。花粉症と気管支喘息を合併している方は多く、一方だけ治療しても良くなりません。花粉症だけ治療して気管支喘息は見落とされていたということもあるようです。当院ではそのようなことのないよう注意して診療します。アトピー性皮膚炎については皮膚科専門医にご紹介します。

健康診断

豊橋市の次の健康診査・検診を承ります。毎年実施期間が定められていますのでご注意下さい。

  • 特定健康診査・健康診査
  • 肺(結核・肺がん)検診
  • 大腸がん検診
  • 前立腺がん検診
  • 肝炎ウイルス検査

また雇入時の健康診断などはいつでも承ります。

ビタミン注射(にんにく注射)

3種類の注射からお選びいただけます。自費診療となり、初回はいずれも1,000円が加算されます。

  • にんにく注射……ビタミンB1のみのシンプルな注射です。ビタミンB1は糖質の代謝に関係し、疲労回復に効果があるといわれています。注射の時に鼻や口ににんにく臭が広がりますが、にんにくエキスが入っているわけではありません。においは周りに広がることはなく、1時間程度で治まります。料金は1,500円です。
  • ビタミン注射……ビタミンB1に加え、アミノ酸の代謝や神経伝達に用いられるビタミンB6、アミノ酸や脂肪酸の代謝および赤血球の形成に必要なビタミンB12、抗酸化作用がありコラーゲンの合成に必要なビタミンCを配合した注射です。注射液は赤色で、注射の時のにおいはほとんどありません。全身の疲労回復や眼精疲労にお勧めします。料金は2,500円です。
  • デトックス注射……ビタミンCに加え、肝機能改善に効果のある強力ネオミノファーゲンシー、細胞の解毒作用のあるグルタチオンを配合した注射です。肝臓の保護と解毒にお勧めします。料金は2,500円です。